絶望の海岸①

わたしは、この環境に、耐えられるのか?

わたしの寿命は、次の瞬間、終わるかもしれないし、終わらないかもしれない。
餓死を試したあの最後の日、私は、水を飲みたくなった。
意思なのか、わからない。飲んでいた。
いつかの4月、引っ越してきたばかりのアパートで、
真夜中のユニットバスで、裸で、頭から、シャワーを浴びて、
両耳をふさいで、泣き続けた。
わたしが死ぬまで、事故や病気が無ければ、あと60年は、時間がある。
ぞっとするほど、永遠に思える、永い、永い、時間。
あの道を、歩いて、山と反対側に向かうとき、
その建物の中で、頭から、強アルカリの液体を浴びた事故、あの日、
わたしが、結婚しないと決めた理由、その理由が人としたら、
「その人が大切な人」は、わたしじゃ無かった。
わたしの目は、右目は、

つづく

sponsored link

このエントリーをはてなブックマークに追加
2014年12月25日 絶望の海岸① はコメントを受け付けていません。 絶望の海岸