ある地方都市の駅前にて。
土曜日。
わたしは、
スーツではないファッションをしていた
(少し個性的な服装だったかもしれない)。
男性:「芸大生ですか?」
スーツ姿の若い男性が、
わたし(あきらかに20代前半とかの学生ではなさそうと分かる外見)に、
なにやらにこやかに話しかけて下さった。
私:「いいえ、違います。」
男性:「今日は観光でこちらへ?」
私:「いえ、病院に行ってきました。」
男性:「ご病気のご家族が?」
私:「まあ、そんな感じです。」
男性:「それは精神的ご負担等,本当に大変ですね。」
私:「ところで、あなたは、学生さんですか?
(それくらいの御年に見えた)」
男性:「僕は、**教をおすすめしている者です。
(というニュアンスのことをおっしゃった)
よければ、今日、僕と一緒に、**まで来て頂けませんか?」
私:「すみません、わたし、さっきから、
めっちゃうんこ漏れそうなのがまんしているので、
あのお店でトイレ借りれますかね?
でももうやばいので、ダメもとで聞きに行きます!
では、ここで失礼します(本当に漏れそうだった)。
あと、宗教の件は、お断りさせて頂きます。では。」
(わたし、猛ダッシュ)
***
用を足し終えた後(20分後ほど)、
店から出ると,その男性の姿は当然、在りませんでした。
お断りしたので、帰られたのだと思います。